Date:2010/11/30 19:00
今日は朝からニヤニヤ
だって夜には楽しみにしてた会があるんだも~ん。
「magaRi」&「稲咲」コラボ・イベント「だから鮨にはシャンパーニュって言ってるでしょ!」

「magaRi」の看板も出てたね。
「magaRi」はマイミクのY嬢主宰の、mixiコミュ「magaRi 神戸 wine&people」を拠点とする不定期開催のワイン関連イベント。私自身は実は初体験。
今回は大石(神戸市灘区)の「鮨処 稲咲」を借り切って、魚介とシャンパーニュ(&スパークリング・ワイン)のマリアージュを楽しもうという企画。私自身は実は「稲咲」も初体験。

まずはカワハギの薄造り。
そしてまず抜栓されたのは「ルイ・ド・グルネル クレマン・ド・ロワール ブリュット」。
2年熟成らしく程々にしっかりしたボディで、キツくない酸味のせいか全体の印象は生き生きした感じ。
会のスタートにふさわしい華やかさもある。薄造りにも肝にもよく合ってたな。

そしてタラの白子&生牡蠣(赤穂・坂越産)
ここでシャンパーニュ「シモン・セロス ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット・プルミエール・サヴール・グラン・クリュ 」が登場!
素性のいいシャンパーニュらしい言葉がいっぱい載ったラベルだ。
そして本日のハイライトであった。
磯の香りが鼻に抜けて行くのに、シャンパーニュのエレガントな香りが追いかけて来てそれを包み込み、豊かな余韻を残してくれる。この感覚はシャブリより上質な印象。
最初の3品に共通なのは、ポン酢で食べたってこと。この店のポン酢がまた旨いのだ。酸味にも醤油味にも丸みがあって、そのまま飲めてしまうほどなのだ(飲んでる人も多数あり)。

本日感動の一品その1;漬け丼
漬けの醤油の風味といい、山葵の効きようといい、驚愕の漬け丼であった。
これを食べる時だけは、会の主旨を忘れて、わっしわし食べて「日本酒欲しい」とか思ってしまったぞ(ゴメンね)。
ここでさらにシャンパーニュ2連続。
「ピオロ・ペール・エ・フィス キュベ・レゼルヴ」
「バロン・アルベール ブリュット・パーティキュリエN.V.」
単独で飲んだ場合、「バロン・アルベール」の豊かな感じが好みだが、いずれもシャンパーニュらしい細やかな泡と豊富なニュアンスで楽しませてくれる。

ローストビーフ。これはシャンパーニュ/スパークリングとの相性が若干疑問だったのだが、控えめに使われてたブラックペッパーやホースラディッシュの風味との相性は、なかなか面白いものがあったな。 | | 本日感動の一品その2;鯛のアラ蒸し。弾力のある部分やコラーゲン感がリッチな部分など、食感に訴える所が豊富なだけに、なかなか楽しめた。 |

穴子の押し寿司と焼き鯖の巻き寿司。
本来の店のキャパを越えてただけに「握り」ってワケには行かなかったようだが、寿司飯も尖った所やしつこさがが無くてイイ感じであった。

奥様作の柿の白和えや海老芋煮付けもイイ感じ。特に柿の白和えには「参った!」

本日空いたシャンパーニュ/スパークリングはこれだけ。
シャンパーニュ以外で特に注目したのは、左から2番目の「フェレ・イ・カタスス マス・スアウ ブルット・ナトゥーレ」。すっきり果実味…と思わせておいて案外しっかり…みたいな(説明になってない)。な~んかゲージツ的なエチケット(ラベル)もいいんぢゃないスか?
あと、スッキリ柑橘系でいて厚みのある(こんな簡単な説明でいいのか

)の旭洋酒・千野甲州も印象に残ったな。

このように、カンドーの嵐だったわけなのだが、これもひとえに主催者Y嬢(@
magaRiコミュ)とA嬢(@
稲咲コミュ)のおかげ。
そして、店のキャパ越え気味だったにもかかわらず、料理も盛り付けも手を抜くことなく、そして終始笑顔で接してくれた大将&奥様のおかげ。
皆さまホントにありがとうございました!
■鮨処
稲咲(いなさ)神戸市灘区下河原通4-1-22(
→地図)
078-882-1738/[月~金] 11:30-13:30,17:30-22:00 [土・日・祝] 11:30-13:30,17:30-22:00/火休
※実はランチのコスパも大変なものらしいっスよ。